英語カウンセリングルーム

英会話学習での、様々な疑問、質問にお答えします。

英語カウンセリングQ16~20

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Q16
「なるほど」の英語表現
納得したときに言う「なるほど」はどう言うのでしょうか?

 

 

英語カウンセリング16
納得したときの「なるほど」は、I see.が一般的です。
筋の通る説明をした相手には、That makes sense.と言うこともできます。
make senseは「理解できる、道理にかなう」という意味で、通常はthat(=相手の言ったこと)を主語にします。
I make sense.とは言わないのでご注意を。。
納得したときの表現とは少しニュアンスが異なりますが、「なるほど、それは興味深いですね」と相手の意見に興味を示すなら、That's interesting.がピッタリです。



Q17

「来年もよろしくお願いします。」の英語表現

 

 

英語カウンセリング17
「来年もよろしくお願いします。」の、英語での言い方ですが、英語には、「来年もよろしく」の表現がありません。
何故なら、欧米人には、「来年もよろしく」と言う習慣がないからです。
ですので、無理に訳そうとすると違う意味になってしまいます。
「来年もよろしく」は、欧米人に対しては言う必要が無いということです。
彼らが年末に使う挨拶は、Have a happy New Year!(よい新年に出会いますように。)という表現があります。
日本の「よいお年を。」ですね。
「来年もよろしく」の持つ意味とは異なりますが、言う状況は同じなのでこちらを使いましょう。
目上の人にも親しい間柄の相手にも使えます。
 

 


Q18
未来を表すwill と be going to はどう使い分ければいいのでしょうか。教えてください!
静岡県 M.O.さん)

 

 

英語カウンセリング18
will は今決めたこと、
be going to はすでに決めてあったことを表すのに使ってみて

 will と be going to は「~します」「~する予定です」といった意味で、いずれも後ろに動詞の原形を続けますが、will は話をしている最中に決めた事柄について用いるのに対し、be going to は話をする前に決めてあった事柄について用いることに違いがあります。例えば、ある友人の誕生日に何をあげるか、ほかの友人と話しているとします。スカーフにしようと決めてある状況では、I'm going to give her a scarf.(彼女にスカーフをあげる予定です)と言います。一方、何をあげようか迷っている状態で、友人から「スカーフをあげたら喜ぶと思うよ」というアドバイスをもらい、「それじゃ、スカーフをあげよう」と決めた場合は、OK, I'll give her a scarf. となります。
 そのほか、will は「こうなるだろう」という単なる予想を表すのに対し、be going toは「(今の状況からすると)こうなるだろう」と根拠があって予測するときに使うという違いもあります。例えば、さっきまで晴れていた空に雲が出始め、だんだん暗くなってきた状況で「雨が降るだろう」と言うなら、It's going to rain. が適切です。

 

 

 

Q19

Will you ...? は依頼の表現だと学校で習いましたが、文法書には「……するつもりですか」という未来の意志を表すと書いてありました。どちらが正しいのでしょうか。
徳島県 M・Iさん)

 

 

英語カウンセリング19
依頼をするときにも、未来の意志を表すときにも使えます
 Will you ...? は「……してくれない?」とカジュアルに依頼するときと、「……するつもりですか」と予定や意志を尋ねるときのどちらでも使われます。… には動詞の原形が入ります。
 でもそうすると「どちらの意味で使われているのか、どう判断すればいいの?」と不安に思う人がいるかもしれませんね。たいていは、そのときの状況と動詞の意味で判断できます。例えば、Will you help me? なら「手伝ってくれない?」という依頼の意味、Will you be home tonight? なら「今夜は家にいるつもりですか」と未来の意志を表現していると理解するのが自然ですね。
 実際の会話では、依頼するときはpleaseを加えてWill you please ...?としたり、予定を尋ねる場合はHow long will you ...?(どのくらいの間……するつもりですか)やWhen will you ...?(いつ……するつもりですか)のようにHow longやWhenと一緒に用いたりすることが多いので、依頼か予定かがさらに判断しやすくなりますよ。

 

 

 

Q20
経験としての現在完了形はどう言ったらいいでしょうか?

 

 

英語カウンセリング20
現在完了形についてですが、I have eaten the cake.の場合、「私はそのケーキを食べてしまった(完了)」と「私はそのケーキを食べたことがある(経験)」の二つの意味があり混乱しています。経験としての現在完了形はどう言ったらいいでしょうか? また、規則動詞の過去形と過去分詞形の見分け方も教えてください(例:fried potato、 揚げたイモ or 揚げられたイモ?)。
(北海道 Toshiさん)twice(2度)などの言葉を補って意味を明確にしましょう

have+過去分詞形で表す現在完了形は、「~してしまった」という完了を表すこともあれば、「~したことがある」という経験を指すこともあります(他に継続も表します)。どの意味で使われているかは、文脈から判断します。単独で用いる場合は、次のような言葉を補って意味を明確にすると良いでしょう。I have already eaten the cake.(もうそのケーキを食べてしまった)、I have eaten the cake twice.(そのケーキを2度食べたことがある)

fried potatoのfriedが過去形か過去分詞形かについても、前後の語句から判断します。例えば、I fried some potatoes.のfriedはfry(~を油で揚げる)の過去形です。直前に主語のI、直後に目的語のsome potatoesが続いているからです。I have fried some potatoes.のfriedはfryの過去分詞形です。現在完了形を表す<have+過去分詞形>の結び付きで判断できます。Those potatoes were fried.(それらのジャガイモは油で揚げてあります)のfriedは過去分詞形です。受け身を表す<be動詞+過去分詞形>の結び付きで判断できます。fried potatoesが名詞として使われている場合は「油で揚げられた」という過去分詞形です。I like fried potatoes.(油で揚げられたジャガイモ<→フライドポテト>が好きです)という具合です。<過去分詞形+名詞>の固まりは「~された名詞」という意味を持ち、例えば、iced tea(冷たくされた紅茶→アイスティー)、boiled egg(ゆでられた卵→ゆで卵)など、さまざまな名詞として使われます。

 

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